選抜体重別を終えて

みなさん、お久しぶりです。
更新したいと思いつつ、遅くなってしまいました。
みなさんはいかがお過ごしですか?

私の方は、選抜体重別が終わって、
少しの充電期間をとり、また練習を再開しました。
ところが、人生というのは、そんなに簡単に行かないようですね。
休んだ分、しっかり頑張れると思っていたのに、
正直にぶっちゃけた話しをしますと、
選抜で負けたことによって自分の柔道に対して、
不安や焦りみたいなものが、心の中にかなり残っていて、
練習でも、それを引きずりながらやっているような感じでした。
そんな自分を感じながら、6月10日、11日の両日、
全日本実業団体に出場しました。
不安な気持ちをもったままでは、勝負にもなりませんでした。
自分自身、納得のいく試合は一つもなく、
チームも、昨年の優勝旗を返還したチームでありながら、
最下位という結果に終わってしまいました。

悔しい思いで帰ってきました。
でも、いろいろ考えているうちに、やっと考えがまとまりました。

強がりばかりで、ここまで選手としてやってきた私ですが、
ここでまたその強がりを書かせて下さい。(^_^)
「ここで、失敗しておいて良かった」です。
今のままの心では、勝てないんだよ、と言うことがよくわかりました。
なんだか、久しぶりに、前向きな自分が
ひょっこり現れてきてくれたように思っています。
もう一度、一番いいときの自分自身を思いだして、
また、それを上回って、
ぜひ、次の春には笑えるように頑張っていきたいものだと
考えています。

なんか、かわいげのない女だなあと思いますが、(笑)
私という人間は、どうも、ただで転ぶことが出来ない
人間のようです。
現役続行を決めたのも自分自身だし、
もう一回自分が納得してからゆっくり休みたいと思っています。
勝つ、負ける、以前に、自分自身が納得のいかない試合をしてしまう事が、どんなに
悔しいことかを学んだ今大会でした。

それから、もう一つ書かせて下さい。
選抜のあと、いろんな方の励ましを頂いて、v 元気になりました。  
私が柔道を続けてきて、一番得ることが出来たもの、それが
その、人とのつながりなんだと思います。v 有り難うございました。
これからも御指導・ご鞭撻の程、よろしく申し上げます。

              2000年6月13日